1.下処理(ブラスティング)
金物のライニング面に付着している錆・異物など
をぐりっとブラストにより完全に除去します。
2.接着剤塗布
接着剤塗布は、用途・材質に応じて数度にわけて
行います。
3.ゴムシートの貼付け
指定材質・厚みのゴムシートをハンドロール等を
用いて貼り付け完全に圧着し、空気の残らないよ
うに施工いたします。
4.加硫
ライニングの完了した金物を加硫缶に入れ、飽和
蒸気により圧力・温度・時間を仕様に従い調節し
て適性な加硫を行いなす。
5.仕上げ
フランジ面及び平滑度が要求される箇所、ライニ
ング面の凹凸の仕上げなどを行う。
6.製品検査
1)外観検査
目視によるゴムライニング面の傷や浮き等、有
害な欠陥の有無を検査いたします。
2)ピンホール検査
ピンホールテスターによりライニング面を捜査
し、ピンホールが無いことを確認検査いたしま
す。
3)ゴム硬度検査
ゴムの硬度が規定硬度範囲内にあることを確認
検査いたします。
4)ゴム厚さ検査
ゴムの厚さが規定厚さ範囲内にあることを確
認検査いたします。
7.塗装
ご指定により、缶体表面に塗装いたします。